実成寺の縁起
伝説によると、当寺は鎌倉時代真言宗であったが、時の住職が比叡山等の遊学を終えて安房の国の清澄のお山(故郷)へ帰えられる日蓮大聖人と、三日三晩の法論(川部問答)をなされたという。
その縁により「張州府志」などによれば、元応2年(1320)日蓮聖人の弟子である、日妙聖人の創建と伝えられている。
現存の本堂は当時の十如堂(鎌倉時代の絵図によると『大御堂』と記されている)と称した護摩堂であったが、清須城主織田敏定公など代々の修理を加えており、初期日蓮門徒の堂宇としての要式を伝える貴重な例といわれています。
また、当山には日蓮聖人筆のご本尊や、織田敏定公の画像及び寄進状など桃山時代以後の宝物を中心に多数有する。なお、現在は全部を名古屋市博物館に寄託している。博物館では4点ほどを常時展示している。
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日蓮聖人と当山の関係は
日蓮大聖人が安房の国・清澄のお山で旭に向かわれ、お題目を唱えられてから平成14年は750年目に当る。
当山とのご縁から云うと、日蓮大聖人が自己の種々の宗教的疑問を解決されて、比叡山などの修学を終えて、ご出家の地への帰路を急がれ、当山の前をお通りになられてから751年になります。
この混乱に満ちた現今は、日蓮大聖人が世の中の混乱を正すことが出来ない宗教界に、疑問を持たれたときと全く同様に思えてなりません。
「これを申さば、必ず日蓮が命となる(生命に危険が及ぶ)べしと存ぜしかども」と、御覚悟された時と同じでありましょう。日蓮聖人のお心を体して寺院としての本来の姿に戻りたいと思います。

開山上人の像
 
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実成寺
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